子宮頚癌ワクチン
ようやく日本でも子宮頸癌ワクチンが承認され接種可能となりました。
子宮頸癌は2008年度ノーベル賞を授与されたツルハウゼン博士がヒトパピローマウイルス(HPV)の感染により引き起こされることを発見しました。HPVに対する免疫(抗体)を作るのが子宮頸癌ワクチンです。このワクチンを接種することで女性が子宮頚癌になる事を予防できます。
日本での子宮癌検診受診率は、23.7%と先進国の中で最低といって良いほど
低いです。アメリカ82.6%カナダ78%と高く、韓国40.6%、メキシコ37.1%となっています。このままで良いのでしょうか。
欧米ではこの病気はMother killerといわれています。日本では25歳から39歳に罹患のピークがあり、まさに小さい子供を持つ母親の世代に多いのです。最近20歳代の女性の子宮頸癌の発症が急激に増えています。
日本では1日7人が子宮頚癌で死亡していることをご存知ですか!
このままではこの病気は日本でのMother killerとなります。そこでこれからの子宮頚癌予防は、ワクチンで100%の効果が出るわけではないので
1次予防 ワクチンで
2次予防 子宮癌検診で
ということになります。まずは10歳以上の女子に子宮頚癌ワクチンを接種しましょう。あなたの大切な娘さんや成人女性を子宮癌から守ってください。
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