子供のメタボリックシンドローム
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は、内臓脂肪が増加して腹囲がおおきくなり、なりさまざまな病気(高血圧症、心筋梗塞、脳疾患など)を引き起こす要因のひとつといわれています。
メタボリックシンドロームは、女性よりも男性に多く、中高年や高齢者に多いというデータもでています。運動不足、カロリーの取りすぎなどが原因で、生活習慣を見直さなければ重大な病気にもなりかねません。
しかし、最近子供のメタボリックシンドロームが増加しています。厚労省研究班が子どもに対するメタボ基準を作成、発表がありました。研究班の調べでは、小中学生でも肥満児なら、5~20%はメタボ基準あてはまる可能性があるということです。
(子供のメタボ基準)
1.腹囲
中学生は80cm・小学生は75cm または腹囲/身長;0.5以上
2.血圧
収縮期血圧;125mmHg以上
拡張期血圧; 75mmHg以上
中性脂肪
120mg/dl以上 かつ/またはHDLコレステロール;40mg/dl未満
血糖
100mg/dl以上
1を満たし、2のうち2つの項目を満たす場合メタボリックシンドローム
と診断されます。
正しい食事や運動で予防することができます。かかりつけの小児科医に
相談しましょう。
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