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おりもの(帯下)

外来ではおりものが多い、おりもので外陰部が気持ち悪いとか痛い、かゆいという訴えで来院する患者さんが多数来ます。その原因はさまざまです。 Photo

原因として考えられるのは?

1.真菌(カンジダ菌) 

頑固なかゆみで夜も寝られないという場合はたいていこの菌です。膣内でカビがはえた状態で白い酒かすのようなおりものが出てきます。膣内で増えているだけではかゆみは出ません。おりものでカビが出てきて外陰部に付くと急にかゆくなります。

2.細菌 

さまざまな菌が原因となります。汚いお風呂や(露天風呂やスーパー銭湯など)につかったり汚い川で泳いでも感染することがあります。たいていは大腸菌やブドウ球菌、連鎖球菌などが繁殖します。嫌気性菌が繁殖しますと悪臭ガスなどを出しますので帯下に悪臭を伴うことがあります。

3.トリコモナス 

トリコモナス原虫の感染により悪臭の伴う帯下とひどいかゆみが生じます。おりものは黄色くなったり泡状になったりします。主に性行為によるものですが、ほかにも公衆浴場、温泉などで感染するケースもまれではなく、また手指、タオルなどが感染源になることもあります。

気をつけることは? 

原因が必ずしも膣炎によるものだけではありません。性病(クラミジア、淋菌)や子宮がんでもおりものがでます。特に出血をともなう時は炎症が強いときがありますので注意しましょう。

腟炎は、下痢、セックス、不潔な行為などさまざまな原因によって起こります。外陰部を不潔にしている場合にも起こりますが、反対に腟のなかまでていねいに洗いすぎたときにも、腟の自浄作用が弱り、かえって細菌感染を起こすことがあります。ビデを使いすぎたときも同様です。清潔にすることは大切ですが、強くこすったりせず、軽く洗い流す程度にしておきましょう。

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〒592-0002  大阪府高石市羽衣1丁目10-11 石田医院
TEL:072-261-1313 FAX:072-261-1623
http://www.ishida-iin.com/

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紫外線の害

平成19年7月29日羽衣学園講堂で高石市医師会・羽衣学園共済共催で
「お日さまと仲良く暮らそう」という神戸大学名誉教授市橋正光先生
講演会がありました。Skin1a
この講演で明らかになったことはたくさんありました。そしてこれから成長する子供に対する市橋先生の強いメッセージが心にのこりました。

要約すると紫外線はA波とB波があり、とくにB波が皮膚や目に有害な作用があり、特に注意が必要です。この紫外線による日焼けは遺伝子を傷つけます。

つまりDNAに傷が付きこれが皮膚の癌化につながるということです。
また紫外線を浴びた表皮では活性酸素が作られこれにより遺伝子を切断したり
突然変異を誘導します。これらの遺伝子の変異が癌化につながるのです。

子供の皮膚を太陽から守りましょう。

30才を過ぎた頃からのシミやシワ、さらに60才を過ぎてからの腫瘍の発生を
予防するには幼少期からむだな日焼けをしないことが非常に大切なことがわか
ってきました。子供を太陽のもとで遊ばすときは帽子や服で日焼けを予防して
ください。そして長時間紫外線を浴びるときは日焼け止めクリームで日焼けを
予防しましょう。

この講演で考えがかわりました。当院でもアトピー性皮膚炎でも使える日焼け止めを
用意しています。興味のある方は相談に来てください。

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